横浜 中区の歯科・歯医者 横浜山手デンタルクリニック虫歯は自然には治りません!
~ 再治療のない初期の治療を ~
初期の虫歯の時に治療をきちんとして、再度やり直しの治療をしないようにすることが何よりも大切です。やり直しをするたびに歯はどんどん小さくなり弱くなってしまいます。
虫歯は自然には治りません。痛くならないうちの虫歯をきちんと直して、その後定期的にチェックしてもらい、虫歯にならないように予防することが何より大切です。
横浜 中区の歯科・歯医者 横浜山手デンタルクリニック虫歯の進行について
step
1虫歯の初期段階

虫歯は黒い着色や白濁(白い斑点)で始まりますが、この段階では痛みが無いので自分で発見することはほぼ不可能です。しかしこの状態の時に治療をしてもらうのが一番良いのです。方法はただ3つ!
ポイント
- 痛みも無く、何も気にならない状態でも定期的に歯や歯肉を見てもらう!
- 治療中は細菌を取り残さない!そのためには手術用顕微鏡を使うこと!
- 食いしばりや歯ぎしりなど異常な力が作る歯のヒビを見逃さない!
虫歯は甘い物からくるだけのものではありません。食いしばりや歯ぎしりなどでできる歯のヒビなども虫歯の大きな原因となるからです。
step
2虫歯が進行すると…

前の段階(Step1)ではエナメル質にとどまっていた虫歯が、この段階では象牙質にまで進行しています。初期の虫歯の時に治療をきちんとして、再度やり直しの治療をしないようにすることが何よりも大切です。
横浜山手デンタルクリニックでは、虫歯を作っている見えない細菌を顕微鏡で拡大して見えるようにして、虫歯菌を見逃さずきちんと取ること、さらに顕微鏡でぴったりとフィットしたかぶせ物やつめ物で修復しています。そして、新しい虫歯を作らない予防法(自衛の方法)を身に付けましょう。見える歯の部分の細菌の除去(プラークコントロール)は、お家での患者さんの役割ですね!
自分の健康は自分で守りましょう!守れる方法をマスターしていただくまで寄り添っています。冷たいものがしみるなど、自覚症状が現れ、さらに進むと神経に近づいて熱いものもしみるようになります。その前にきちんとした治療こそが最大の予防治療と考えます。
ポイント
初期の虫歯の時に治療をきちんとして、再度やり直しの治療をしないようにすることが(この治療そのものが予防です)何よりも大切です。あとは虫歯にならないよう予防していきます。
横浜 中区の歯科・歯医者 横浜山手デンタルクリニック新しい虫歯発生のメカニズムと治療法
通常の食事などでの咬み合っている力は体重位です。しかし「ブラキシズム」「食いしばり」「歯ぎしり」などの夜間や昼間の不正な咬み合わせ力は大きな問題を引き起こします。夜の就寝時は体重の約20倍位で1t車が衝突している位と言われています。
その不正な力が歯牙に知覚過敏症や根っこの表面のセメント質剥離や骨の一部がダメージを受ける歯周病を発生します。
そのほかにも、歯肉に退縮が起こった歯根面の虫歯の発症や中高年の100%に近い人が持つ歯の冠の微細なひび割れを作ります。虫歯菌の大きさは、その歯の微細なひび割れの1/50ですから、そのひび割れに簡単に侵入して破壊的な虫歯を作ります。
今までの甘い物が虫歯菌と一体になって歯を溶かす虫歯と異なって、マイクロクラックからくる虫歯の処置は従来型の虫歯治療での処置では限界があります。その限界を超越する治療法を次に述べます。
手術用顕微鏡を使用した治療法
当院は、マイクロスコープ(顕微鏡)を駆使して歯を最小限に削りエナメル質を守り、神経を守り、歯を抜かない治療を心がけていますが、それらが全て予防的治療につながります。ですから、歯ブラシはとても大切ですが、歯ブラシなどのホームケアだけでは解決できない広い意味の予防が必要です。
こんなに歯科医院に定期的に通っているので。また、「つい先日クリーニングを受けたばかりなのに…何故虫歯ができてしまったの?」このような患者さんの声は世の中には多いのですが、今までのクリーニング中心の予防法を疑う前にマイクロクラックに注目してください。手術用顕微鏡を使った咬み合わせの力のコントロールを定期的に受診する事も予防体制を作ることになるからです。
摩耗や咬耗やマイクロクラックは何故発生する?
歯冠・形態観測 - 再生法
お口の中の形は、時の流れと共に高さ・横幅・前後的の寸法が変化し、その人生の時々で形と機能(力)との関わりを診査診断・治療に生かします。

DENTAL EXECUTIVE 85年11月 土肥健二論文より
Paul Keysの齲蝕論
Paul Keysの齲蝕論

新しい虫歯発症の原因

この原因を突き詰めるには、手術用顕微鏡を使った治療システムが不可欠となります。
横浜 中区の歯科・歯医者 横浜山手デンタルクリニック当クリニックの症例
神経を取らずに深い虫歯の治療
この患者さんは、他の4つの歯科医院で「神経をまるごと取る必要がある」と診断され、不安を抱えていらっしゃいました。「なんとか神経も歯も抜かずに残したい」という強いご要望があり、その気持ちに応え、症状を無くすための治療を開始しました。

症状
- 歯間ブラシで臭う
- 時々、歯からじんじんとした痛みがある
- 熱いものにしみる
- 咬むと痛いので、咬めない
まず、歯の頭の中に残っていたばい菌を徹底的に取り除きました。ばい菌がついている箇所は、赤い染め出し液を使って確認しながら進めます。(この後のビデオを見てください。)そのビデオの中のセラカルという言葉は、神経を守る再生材料です。その後、ビデオの中のバルクフローという材料は、ばい菌を取ってしまって健康な象牙質とほぼ同じ硬さや性状を持つ裏打ち材料のことで、歯の頭の土台作りをする役割を持ちます。どうぞ動画を見てください。措置後、仮歯を入れて神経の抵抗力の回復を待って、壊れてしまった歯の部分を修復し、歯の頭(クラウン)をかぶせる処置に移りました。
<治療後の写真>
この患者さんの歯は、ばい菌の影響で歯ぐきの中まで壊れてしまっており、両隣の健康な歯と比べると高さの差が大きくなっていました。治療後の写真では、この高低差がはっきりと確認できます。


「できるだけ歯を残したい」患者さんの希望に応えた治療
この患者さんも、他のいくつかの歯科医院で「神経とさらに歯全部を抜くしかない」と診断されて来ました。しかし、「できる限り歯を残したい」という強いご希望があり、当院での治療を希望されました。症状のすべてが回復されて、しっかりと咬む力がついたので、新しい歯肉にも調和し咬み合わせも計算されたかぶせ物が入りました。

治療前
赤染後の感染した象牙質の直下には神経が薄く透けて見えます
症状
- 詰め物が外れ、歯も欠けた
- 咬むと痛くて、物が食べられない
- 歯がとがって、舌に当たって痛い
- 首と肩こり、腰痛が出てきた
- 後頭部が重く、指先がしびれる
- 口を開けたり、閉めたりしたらあごの関節からカクカク音がする
治療中写真
虫歯の進行によって崩れてしまった部分を丁寧に取り除きました。ばい菌が残らないよう、赤い染め出し液を使って確認しながら処置を行います。その後、壊れてしまった歯の頭(クラウン)を再建し、歯の機能を回復させる治療を進めました。

神経を助ける再生用の白い歯科材料をつけました

密封した状態ですこれから被せものを作り始めます
仮歯装着時の写真

